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『物を販売する』とは?~せどり~

この記事では物販の一つである「せどり」についてご説明します。

全てをオンライン上で完結できるデジタル現代ですが、やはり現物への需要は減りません。

誰しもが「少しでも安く・欲しい時に・すぐに」購入したいのです。

そのため物販ビジネスは、いつまでも求められるものと言えるでしょう。

この記事ではせどりの仕組み、メリットとデメリットについてご説明していきます。

 

せどりとは?

まずせどりとは何か。

せどりとは、商品をできるだけ安く買って高く売り、その差額で利益を得るビジネスのことです。

初心者でも参入しやすく、インターネットの発展やスマホアプリの充実により、より多くの人が気軽に始められるビジネスとして人気です。

ハンドメイド商品の販売などとは違い、すでに市販されている既製品を販売するため時間も手間もそれほどかかりません。

このビジネスの考え方はとてもシンプル「安く仕入れ高く売る」、これだけです。

物を販売する~せどり~

 

まさに商売の基本をいくビジネスと言えるでしょう。

ではせどりの仕組みについて、具体例をあげてご説明します。

 

まず1本のゲームソフトがあるとします。

  • ネットの通販サイト:3,000円で販売されています。
  • とある店舗:1,000円で販売されています。

この場合、あなたはそのゲームソフトを店舗で1,000円で購入し、通販サイトでは3,000円で販売することができます。

その結果、差額である2,000円があなたの利益となります。

 

これが「安く仕入れて高く売る」せどりの仕組みです。

とてもシンプルですね。

しかしせどりで十分な収入を得るには、利益が出る商品を探しだす力が必要となります。

やみくもに商品を買い込むと、売れずに在庫が残り結果として損失となってしまいます。

”良く売れる商品”をできる限り安く仕入れることが、せどりで成功するコツです。

最近では売れ筋商品をデータから見つけ出すツールもあるため、それらを活用し効率良く商品を仕入れることが重要です。

 

商品の仕入れ先は色々あります。

以前は実店舗がメインでしたが、今はネット上でも商品の仕入れが可能です。

以下は商品の仕入れ先の一例です。

  • 卸業者
  • リサイクルショップ
  • ディスカウントストア
  • 家電量販店
  • オークションサイト
  • フリーマーケットサイト
  • 通販サイト

とにかく安く仕入れることができれば、その仕入れ先は無限にあります。

 

商品の販売先も以前は店舗が多かったのですが、今はネット上での販売が主流になっています。

以下はせどりで仕入れた商品を販売する販売サイトの例です。

  • Amazon
  • ヤフーオークション
  • メルカリ

どれもみなさんがご存じのサイトです。

特にAmazonは集客の手間が一切なく、さらに商品在庫を保管・発送するサービス(FBA)があるため、せどりビジネスをする多くの方が利用しています。

このことから、いつも買い物をしている通販サイトで気軽にせどりを始めることが可能と言えるでしょう。

※中古品の販売には「古物商許可証」が必要です。
中古品の販売を考えている場合には、事前に最寄りの警察署で古物商許可証を申請してください。

 

せどりのメリットとデメリット

ここではせどりのメリットとデメリットをご説明します。

とてもシンプルなビジネスで誰でもできるせどりですが、やはりメリットとデメリットがあります。

メリット以上にデメリットを理解し、無駄なリスクを回避しましょう。

まずはメリットから見ていきます。

メリット

  • すぐに始められる
  • 収益が出るのが早い
  • 売れ筋商品を知ることでリスクを軽減できる
  • 特別なスキルが不要

 

仕組みがシンプルなせどりは、すぐに始められるというメリットがあります。

お店をかまえて商品を販売するわけではないため、準備期間はほぼないといっても良いでしょう。

思い立ったその時にすぐに始められるのが最大のメリットです。

 

せどりは成果を得られるまでの期間が短いのも魅力の1つです。

商品が売れ、数日後には収益を現金化できます。

他のビジネスでは1ヶ月や半年経っても成果が出ないものが多いのが現実です。

そんな中せどりは収益化が早く、高いモチベーションを維持しながら取り組めるビジネスと言えるでしょう。

 

過去のデータから売れ筋商品を見つけ出すことで、無駄な在庫をかかえるリスクを減らせます。

せどりに便利なアプリやツールを上手に活用して、損失を最大限に抑えます。

やり方によっては無在庫販売も可能でしょう。

 

「安く買って高く売る」このシンプルなビジネスに特別なスキルは必要ありません。

以前は売れる商品を見極めるスキルが必要と言われていました。

確かに現在においてもそれは間違いではありません。

しかし先ほどお伝えしたように、過去のデータから売れると予測される商品を見つけ出すことがでるようになりました。

それらのツールを使い、不足している知識や経験などを補いながら取り組めるでしょう。

 

デメリット

  • 商品を購入するため、ある程度の資金が必要
  • 労働収入である
  • 商品が売れ残り大量の在庫をかかえることがある

 

せどりで大きな収益を出したい場合には、商品をまとめて購入するための資金が必要になります。

お小遣い稼ぎ程度の収益であれば、資金は数千円~数万円で十分です。

しかし月に数十万円~百万円の利益を出したい場合には、売れる商品を大量に仕入れることが必要不可欠。

そのためには、まとまった資金を用意しなければいけないのは間違いありません。

 

比較的簡単に収益を出せるせどりですが、その収益は労働収入であると言えます。

売る商品を探すために店舗をめぐり、仕入れた商品を確認、売れた商品を梱包し発送…

意外にも手間と時間のかかる労働の連続だということがわかります。

”常に売れる商品を探し購入し販売する”…継続した労働が成果に繋がる仕組みです。

 

思ったように商品が売れず、大量の在庫をかかえるリスクがあるでしょう。

仕方なく値下げして販売せざるを得ない時もあります。

その場合、仕入れ値を割り損失となってしまう可能性だってあります。

コツを掴むまでは商品を大量に仕入れたりせず、コツコツと地道に収益を積み重ねましょう。

 

以上がせどりのメリットとデメリットです。

ネット販売が身近にある今、せどりも店舗での売買からネットでの売買にシフトしています。

大手通販サイトを利用することで、集客に頭を悩ませる必要もなくなりました。

収益を得るチャンスは以前よりかなり増えたと言えるでしょう。

せどりは一つ一つの積み重ねではありますが、7桁を稼ぐのも夢ではありません。

 

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