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【CTR・CVR増】顕在ニーズと潜在ニーズの違いを理解する

顕在ニーズとは顧客がもつ「具体的で明確に表面化した欲求」のこと。

潜在ニーズとは「顧客自身も自覚していない顕在ニーズに潜んでいる欲求」のことです。

この2つの用語はマーケティングでよく用いられますが、本来の意味を理解し自分事に落とし込めている方は意外と少ない印象です。

この記事では、顕在ニーズと潜在ニーズという言葉が持つ本来の意味と、なぜこの2つがブログ運営に大切であるかを説明します。

 

「顕在ニーズ」とは?

まずは「顕在ニーズ」の本来の意味をご説明します。

顕在ニーズとは「顧客が自身で自覚している欲求や悩みのこと」です。

例えば、

  • 美味しいカレー屋さんが知りたい
  • 旅行に行きたい
  • 健康的に痩せたい など

このように、顕在ニーズはすぐにパッと思いつき言語化できる表面化した欲求のことです。

非常にわかりやすいニーズのため、その欲求を解消するまたは満たすことも比較的簡単です。

 

「潜在ニーズ」とは?

次に「潜在ニーズ」についてご説明します。

潜在ニーズの本来の意味は「顧客自身は自覚していないが、実は必要としているもの」です。

潜在ニーズは常に顕在ニーズの後ろに隠れており顧客自身も気付いていません。

顧客が自身の潜在ニーズに気付くのは、顕在ニーズが満たされた後です。

そのため企業においては、事前に顧客の潜在ニーズを把握しその隠れたニーズを満たす商品やサービスをも用意する必要があるでしょう。

さもなくば顧客は十分な満足感が得られず、結果として顧客離れに繫がります。

つまり顧客の潜在ニーズの把握は、ビジネスにおいて欠くことのできない重要な要素と言えるのです。

 

顕在ニーズと潜在ニーズを意識したブログ運営

ブログ運営において、顕在ニーズと潜在ニーズを意識することは最も重要なことの1つです。

なぜなら記事を書く上で理解しなければならない「検索意図」は、顕在ニーズと潜在ニーズで成り立っているからです。

特に潜在ニーズは強く意識しなければいけません。

例え読者の顕在ニーズを満たしたとしても、もし潜在ニーズが満たされないままなら読者は100%の満足を得られないのです。

 

記事を書く上での顕在ニーズとは「キーワードそのもの」であるため、誰にでもわかりやすいものです。

顕在ニーズを満たす記事を書くのも難しくありません。

それに対し潜在ニーズは「記事を読んだ後、読者が次に知りたいこと」です。

つまりあなたが記事を書く段階ではまだ表面化しておらず、非常にわかりにくいと言えます。

そのため意識的に読者の潜在ニーズを知ろうとしない限りは、読者が満足する記事は書けないでしょう。

 

ではなぜ潜在ニーズが満たされないと読者は満足できないのでしょうか?

 

それは読者の潜在ニーズが表面化した時、その潜在ニーズは読者自身が自覚できる顕在ニーズへと変化しているからです。

新たな欲求である顕在ニーズに気付いた読者は、自然とあなたの記事でその欲求が満たされることを期待します。

先ほどお話した通り、顕在ニーズとは誰にとってもわかりやすいもの。

その明白な欲求が満たされないとあれば、読者が満足できないのも理解できるでしょう。

このようなことから、あなたは読者の潜在ニーズを事前に予測し記事を書かなければなりません。

読者の潜在ニーズを満たすことが、読者にとっての本当の満足であり、最終的に商品購入などのアクションに繋がるのです。

 

ここで「キーワード・顕在ニーズ・潜在ニーズ」の関係を例をあげてみてみましょう。

上の図からわかるように、キーワードから潜在ニーズ(新たな顕在ニーズ)までは全てが一連の流れとなり繋がっています。

そのためキーワード選定の時点で、読者の検索意図を潜在ニーズのレベルでしっかりと理解し、記事に落とし込む必要があるのです。

これらのことから、ブログ運営においては顕在ニーズはもちろんですが、それ以上に潜在ニーズの把握と理解、それに応える記事の提供が重要だとわかります。

潜在ニーズは読者と同じ目線になることで予測できます。

「この記事を読んだ後、次に読者は何を知りたいと思うだろうか?」

この疑問を常に持ちながらブログ運営を行うことを心がけてください。

 

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