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【応用編】トレンド記事のキーワード選定方法~未来予測~

この記事では未来を予測したトレンド記事のキーワード選定方法をご紹介します。

読者自身が気付いていない潜在ニーズを意識すれば誰でも簡単に未来予測ができます。

未来予測されたキーワードを用いることで、トレンド記事のさらに先をゆく「未来のニーズに応える記事」が書けるでしょう。

読者が求める次の情報は何か、読者の検索意図を読み取りその答えを見つけましょう。

 

未来を予測したトレンド記事のキーワード選定手順

ではさっそく未来を予測したトレンド記事を書くためのキーワード選定方法をご紹介します。

手順は以下の5つです。

  1. 話題を探しテーマとなる1語を決める
  2. 話題をずらす
  3. ツールを使い「ずらした話題」に沿う2語キーワードを選ぶ
  4. 検索意図を考慮し3~4語目を予測する
  5. 検索結果にてライバルチェックをしライバルが弱いキーワードを狙う

「未来を予測する」と聞くと難しいように思われるかもしれませんが、確実に手順をふむと作業は単純化され、未来予測は容易になります。

以下で1つずつ詳しくご説明します。

 

①話題を探しテーマとなる1語を決める

まずは記事のテーマとなる話題を探しましょう。

話題を探す場所はニュースサイトやSNS、TVなどどこでも構いません。

ここでは記事【基礎編】トレンド記事のキーワード選定で使用した以下のニュースを例に説明を行います。

実際のニュースはこちらです。
>>名古屋発「フルーツ大福弁才天」驚きの誕生秘話~東京や大阪にも出店、2021年に50店舗の見通し

このニュースからテーマとなる1語目は「弁才天」としましょう。

 

②話題をずらす

次に先ほどのニュース内容から連想可能な「別の話題」へとずらします。

話題をずらす方法は「ニュースを読んだ読者が次に疑問に思うこと」などを考えると簡単です。

ニュースの主な内容は以下の3つでした。

  • 弁才天の経営者の経歴
  • 弁才天の誕生秘話
  • 2021年には全国50店舗まで店舗拡大予定

今回は新店舗の増設という話題をうけ、大多数の読者に一番身近な話題である「商品の購入」へと話題をずらします。

その場合、以下のような疑問を持つことが考えられます。

  • 新店舗は具体的にどこにできるのか?
  • 自分の家の近くにできるのか?
  • お店が自宅から遠い場合、デリバリーは利用可能か?
  • 通販での取り寄せは可能か?
  • 商品は日持ちするのか?
  • 保存方法は? など

上記のような「ずらした話題」で記事を書くことを念頭に置き、次は2語目のキーワードをツールを使って選び出します。

 

③ツールを使い「ずらした話題」に沿う2語キーワードを選ぶ

関連キーワードを抽出できるツールを使い「ずらした話題」に沿う2語目のキーワードを選びます。

今回は「ラッコキーワード」を使用します。

検索に「弁才天」と入力してサジェストワードを取得しましょう。

下の画像のように「全キーワードコピー」でサジェストワードをコピーし、ワードやメモなどに貼り付けてください。

 

その中から、先ほど考えた「ずらした話題」に沿うキーワードを選びます。

今回は以下の赤枠で囲まれたキーワードを選びます。

 

④検索意図を考慮し3~4語目を予測する

先ほど選んだ2語キーワードをそれぞれ検索し、検索結果から3~4語目を予測します。

検索意図の読み取りには「顕在ニーズと潜在ニーズ」を意識しましょう。

例えば「弁才天 日持ち」の場合、顕在ニーズとは「弁才天の商品は日持ちするのか?」という明確な疑問であることがわかります。

そして検索結果から「日持ちしない」「長くても翌日まで」などといった情報を得たとしましょう。

すると読者には「では日持ちさせる方法はないのだろうか?」という新たな疑問が浮かびます。

この検索結果により二次的に表れた疑問が潜在ニーズです。

このように顕在ニーズと潜在ニーズを意識して検索意図を読み取りつつ、今後検索需要があるであろう3~4語目を予測します。

今回は検索結果を省略しますが、以下のように3~4語目を予測しました。

 

⑤検索結果にてライバルチェックをしライバルが弱いキーワードを狙う

最後にライバルチェックを行います。

1ページ目にあるサイトのドメインパワーが比較的弱いキーワードを狙いましょう。

以下は「弁才天 日持ち 保存方法」のライバルサイトです。

ドメインパワーのチェックにはMozバーを使用しました。

全体的にドメインパワーは弱いため狙い目のキーワードと言えるでしょう。

 

以上の手順で未来予測したトレンド記事のキーワードを決めていきます。

話題をずらしたり検索意図を読み取ったりする部分は慣れるまでは難しいかもしれません。

しかし一度コツを掴むと簡単にできるようになります。

経験を積み精度を上げていきましょう。

>>次へ進む:トレンド記事の作成方法(基礎編)